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本日は、歯のブリッジ治療を解説したいと思います。
1. 歯のブリッジ治療とは?
- ブリッジ治療の基礎知識
- ブリッジ治療とは、歯を失った部分の両隣の歯を支えにして、人工の歯(ブリッジ)を橋渡しのように装着する治療法です。
- 失った歯の機能回復と見た目の改善を同時に実現できます。
- ブリッジ治療のメリット・デメリット
- メリット:
- 自然な見た目と噛み心地(ご自身の歯の70%くらいのかむ力と言われております。)
- 治療期間が比較的短い。(インプラントと比較して)
- 保険適用が可能(素材によっては保険適応は金属を使用することが多いです。部位によっては金属をしようしないものも可能。)
- デメリット:
- 支えとなる歯を削る必要がある。(削合した歯は二度と復元しません。)
- 支えとなる歯に負担がかかる。
- 定期的なメンテナンスが必要。(ブリッジが一番汚れがたまりやすくなります。)
- メリット:
2. ブリッジ治療の流れ
- 1. 診査・診断
- お口の状態を詳しく検査し、ブリッジ治療が可能かどうかを診断します。 *レントゲン撮影、歯型採取などを行います。
- 2. 支台歯の形成
- ブリッジを支える両隣の歯(支台歯)を削り、ブリッジを装着するための形を整えます。麻酔をして治療、麻酔をせず治療両方の可能性があります。
- 3. ブリッジの型取り
- 精密な型取りを行い、患者様専用の人工歯(ブリッジ)を製作します。
- 4. ブリッジの装着
- 完成したブリッジを支台歯に装着し、噛み合わせなどを調整します。
- 5. 定期的なメンテナンス
- ブリッジの状態や支台歯の健康状態をチェックするために、定期的なメンテナンスに通院していただきます。
3. ブリッジの種類と選び方
- 素材による分類
- 金属製ブリッジ(保険適応ブリッジ)
- 非金属製ブリッジ(オールセラミックスブリッジ、ハイブリッドレジンブリッジ)
- それぞれの素材の特徴と費用
- 金属製ブリッジ:
- 保険適用が可能で費用を抑えられる。3本なら1万500円程度
- 金属アレルギーの方は注意が必要
- オールセラミックブリッジ:
- 全体がセラミック製で最も自然な見た目
- 強度があり、変色しない。
- 金属製ブリッジ:
4. ブリッジ治療後の注意点
- 毎日の丁寧なケア
- ブリッジと歯の間は汚れが溜まりやすいので、歯ブラシだけでなく、歯間ブラシも使用して丁寧にケアしましょう。
- 定期的なメンテナンス
- ブリッジの状態や支台歯の健康状態をチェックするために、歯科医院での定期的なメンテナンスを受けましょう。
- 噛み合わせの調整
- 噛み合わせに違和感を感じたら、早めに歯科医院を受診して調整してもらいましょう。
- 破損・脱離時の対応
- ブリッジが破損したり脱離した場合は、すぐに歯科医院を受診しましょう。
5. ブリッジ治療以外の選択肢
- インプラント治療
- 失った歯の部分に人工歯根(インプラント)を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法。
- 周りの歯を削る必要がなく、天然歯に近い噛み心地と審美性を実現できます。
- 入れ歯
- 取り外し可能な人工歯。
- ブリッジ治療やインプラント治療が難しい場合に適しています。
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