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完全ガイド:インプラントの構成要素と料金内訳 – なごみ歯科・矯正歯科
インプラントの料金、相場についてお話します。
インプラント料金は高いイメージがあり、医院によって差が出ます。

インプラントの構成要素
- インプラント体
- 役割: インプラント体は、人工歯根として機能します。歯が欠損している部分の顎骨に埋め込まれ、しっかりと固定されます。
- 素材: 通常、チタンやチタン合金が使用されます。これらの素材は生体適合性が高く、骨と結合しやすい特性を持っています。
- アバットメント
- 役割: アバットメントは、インプラント体と上部構造(人工歯)をつなぐ役割を果たします。インプラント体の上に取り付けられ、上部構造がしっかりと固定されるようにします。
- 素材: 一般的には金属(チタンやジルコニア)が使用されますが、審美性が要求される場合は白いジルコニアが選ばれることもあります。
- 上部構造(人工歯)
- 役割: 上部構造は、実際に見える部分の歯です。審美性と機能性を兼ね備え、自然な歯と同じように噛むことができるようにします。
- 素材: セラミックやジルコニアなど、耐久性があり自然な見た目を提供する素材が使われます。個々の患者のニーズに合わせてカスタマイズされます。
インプラント治療の料金
なごみ歯科・矯正歯科では、以下のような料金設定を行っています:
- インプラント体: 21万円(税抜)
- 骨に埋め込む人工歯根の費用
- アバットメント: 4万円(税抜)
- インプラント体と人工歯をつなぐ接続部分の費用
- 上部構造(人工歯): 6万円(税抜)
- 実際に見える部分の人工歯の費用
これらを合計すると、総額は31万円(税抜)となります。
他の歯科医院との料金比較
他の歯科医院では、「インプラント体」のみの料金を表示している場合があります。例えば、「インプラント体20万円」とされていても、これはあくまで人工歯根の価格です。実際には、アバットメントと上部構造の料金が別途必要となる可能性があります。
- 例: インプラント体が20万円、アバットメントが5万円、上部構造が10万円とすると、総額は35万円になります。このように、表示されている価格だけでなく、全体の費用を確認することが重要です。
医療費控除について
インプラント治療は高額になることが多いため、医療費控除を利用することで、経済的な負担を軽減することができます。
- 対象: 年間の医療費が10万円以上の場合、医療費控除の対象となります。
- 手続き:
- インプラント治療にかかった費用と年間に他院や他の医療機関での明細書を保管します。
- 確定申告の際に、これらの明細書を提出して手続きを行います。
- お近くの税務署かETAXで詳細な手続きを確認し、申告を行ってください。
まとめ
インプラント治療を受ける際は、各パーツの役割と費用についてしっかり理解し、総額を把握することが重要です。当院では、明確な料金設定を提供しており、安心して治療を受けていただけるよう努めております。また、医療費控除を活用することで、治療費の負担を軽減することも可能です。詳しい情報やご相談が必要な場合は、どうぞお気軽にお問い合わせください

